雨漏りを防いでいる主役;雨漏りの仕組みを知ろう!

一番上にのっている、仕上げ材、瓦、スレートやガルバ、トタンなどの金属材料が、風、雨の大半を跳ね返して、家を守っています。 では、強風や横殴りの雨で、その仕上げ材の僅かな隙間から侵入した水を部屋の中にいれないようにしているものは? ・・・ルーフィング・防水材です。

屋根は仕上げ材から侵入した水を下へ排出する仕組みを持っていて、つまり雨水は仕上げ材の隙間から入り込むのが前提で作られています。 わざと隙間を設け、そこから排出するように設計されている仕上げ材もあります。 仕上げ材料だけでは、雨水を完全にシャットアウト はできないのです。 これを完全に止めているのが、ルーフィングです。

では、このルーフィング、本当に完全な防水材料なのでしょうか?普通のお客様は、ここまで考え、追求する方はいないと思います が、一度は聞いておいたほうが良いと思います。 屋根屋さんもここまでは言いませんし、一部の屋根屋さんしか、多分知らない 事柄です。

ルーフィングの固定のとき、タッカー(ホチキス)を使います。 仕上げ材の固定では、釘、ビスを使用します。 つまり材料に穴を開けます。これって雨漏りの原因を自ら作っているようなものです。でも釘、ビス、タッカーなどを使わないと、 屋根の張替え作業はできません。  え!どうようことなのか?

雨漏り仕組み、ルーフィング施工の画像

ルーフィングの固定は、主にタッカーというホチキスで、固定されています。 ルーフィングに小さいですが、穴を開けています。 ・・・じゃどうしろっていうのか? どうやってルーフィングを固定するのか?って屋根屋さんは言うでしょうね。メーカーも言いた いですね。お客様も疑問に思うでしょう。でもこれ事実です。

雨漏り仕組み、タッカーの画像

これらが、タッカーという、道具です。ホチキスの親分です。

ハンマーの画像、雨漏り仕組み

更に言うと、仕上げ材、左はカラーベストですが、釘(勿論ステンレス)で屋根本体に固定しています。 勿論ルーフィングを 貫いています。ルーフィングは、釘でも穴を開けられているのです。

でも事実です。知っていると知らないとに関わらず、ルーフィングは、タッカーと釘、ビスで穴ぼこだらけです。何百本の釘、 ホチキスで穴を開けれているのです。 え!ホントに! ハイそうです。でも誰も言いません。ルーフィングにやたら穴を開 けているなんて、・・・


雨漏りを完全に止めているルーフィングに釘やビスで穴を開けていることが、雨漏りの原因であることは、ここから簡単に 理解できるのではないでしょうか?屋根屋さんは、雨漏りを止めるために屋根の張替えをしているにも関わらず、自身で ルーフィングに穴を開けています。


でもご安心を、釘やビスが使われるのは当たり前:工事が進まないです。

この事実を知った上でのお話です。ルーフィングはJIS規格の製品です。釘やビス、タッカーで固定するのは、当たり前なので、 それ前提で規格が作られています。JIS規格には、釘をルーフィングに打ち、その穴から水が漏れないか試験しているのです。

そして漏れない製品だけJISの合格品として登録されます。ルーフィングはこのJIS規格に通ったものだけが生産され、世の中に 出ていきます。ですから、JIS規格品なら釘やビスを使っても雨漏りは起こらないように作られています。ひとまずご安心を。

しかし、JIS規格は、ルーフィングがいつまでこの防水材機能を維持できるか?については規定していません。釘、ビスの穴から 雨漏りが起こらないように維持できるのは、何年でしょうか?それこそが耐用年数です。

雨漏りの典型的な原因;

瓦の雨漏り、雨漏り仕組み

仕上げ材の瓦は、何ともないのに、雨漏りがあると電話があり、調べると写真のような、劣化の跡があり、ここから雨漏りが発見 されました。 桟木を固定している釘穴から水が漏れていたのです。明らかにルーフィングに開けられた穴からです。 でもこの家は築24年で、いままでは雨漏りはありませんでした。何故雨漏りが始まったのでしょうか?それは、つぎのように考えられます。

雨漏り仕組み、雨漏りの仕組み

上図、左は水があっても雨漏りのない状態です。水は釘で穴が開いていてもルーフィングに守られてルーフィングを通過しません。 それは、JIS試験でもありますが、開けられた穴をルーフィングの柔軟性で、釘との隙間をしっかり埋めているからです。言うならば釘を ルーフィングがしっかり咥えこんで、隙間を埋めて水を入れないのです。この水が漏れない試験をJISがやっています。

しかし、24年の間にルーフィングは劣化し、柔軟性が失われ、硬くなります。釘は少しづつ錆びて太くなります。やがてルーフィングは 劣化で硬くなり釘穴をしっかりと咥えることができなくなり、隙間を埋められず、その隙間から水が漏れてしまいます。これが雨漏りです。

でこの種の雨漏りが始まったら、そのルーフィングの耐用年数です。すでに雨から家を守る機能を失ったのです。

応急処置として、ここのルーフィングだけを交換することもできますが、すでに劣化したルーフィングがどこも同じ状態ですので、 いつまた別のところで雨漏りが発生しても全く不思議ではありません。で、そろそろルーフィングの交換時期になっています。

(でも直ぐに全部の張替えが必要ではありません。部分修理で充分な場合が多いです。)

このお客様の応急処理;
ルーフィングの部分交換ではなく、桟木の下からの雨漏りでしたので、釘穴を含めて、シリコンのコーキング、水の流れを変える為 にスリットを作っています(写真参照)瓦の屋根で、桟木があったので、この部分修理もありと考えます。でも近い将来、屋根の張替えが 必要です。(標準的な修理、本格的な修理という意味では、少し広めにルーフィングの上張りをして、桟木の施工、瓦の戻しをやると いうのが良いです。応急処理として!

この場合でも、雨漏りの状況、築年数を考えると、他の場所から雨漏りする可能性が大ですので、そろそろ張替えを考え初めなければならない 状況です。決して「今直ぐ張替えをしなければならない」、「そうしないと大変なことになる」というのは、嘘であり、明らかに言い過ぎです。

雨水を、雨漏りを完全にシャットアウトしているのは
実はルーフィング、防水材です。


ご紹介:
もし張替えの事態になったら、こんな材料、工法もあるのだと覚えておいてください 釘、ビス、タッカーを一切使わない雨漏りのしない材料・工法をご紹介します。

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