断熱とは?その方法;屋根材での断熱、天井での断熱

夏、屋根の表面温度は、日中は70度以上になります。この熱を部屋まで伝えない為に断熱は、必要となります。特に金属系の屋根材 を使用した場合は必須と言っていいでしょう。 また屋根の大敵、結露はこの断熱と深い関係があり、屋根を長持ちさせるために良く 材料と工法を吟味しなければなりません。

主に2つの断熱方法:

◆屋根の断熱方法は、主に2つあります。
  1: 屋根断熱
  2: 天井断熱

  1は図1のように、屋根材とコンパネとの間に断熱材を挿入する方法
  で屋根の葺き替え時によく施工するものです。 2の天井断熱は図2
  のように小屋裏(天井の上、屋根と天井の間の空間)に断熱材を施工
  する方法です。

屋根断熱と天井断熱


図1:屋根断熱;
屋根断熱は、屋根材を葺き替えるときになどに施工することが多く、コンパネと仕上げ材(瓦、スレート、ガルバリウム 鋼板など)の間に施工し、仕上材が太陽から受ける熱を下のコンパネ、コンパネを通して小屋裏に伝えないようにするも のです。 この断熱材も仕上材に付随しているものや、別のシートとして、施工するもの、屋根の裏側に吹き付けるもの などがあります。

太陽からの高エネルギーの熱を小屋裏に伝えないようにするには、屋根断熱は効果てきです 特に、金属屋根を施工したら、金属の熱伝導率は非常に高いので、その熱を小屋裏、部屋に入れないためにも効果的な断 熱材、工法をとる必要があります。また、小屋裏を納屋、ロフトにする場合は、天井断熱ができませんので、屋根断熱し か断熱の方法はありません。


図2:天井断熱
天井断熱は、部屋と屋根、小屋裏とを断熱します。 非常に高効率の断熱性能が得られ、夏のエアコンの冷気を部屋に閉 じ込め、屋根からの暖気をシャットアウトします。冬は暖房の暖気を逃がさず、屋根、小屋裏からの冷気を部屋に入れま せん。 本来断熱の目的は、夏は部屋の冷気を逃がさず、冬は部屋を暖かく保つことです。天井断熱は部屋の断熱です ので、屋根断熱より断熱する体積は小さくて済みます。 つまり屋根断熱は、居住空間として使わない小屋裏までエネル ギーを確保しないといけないので、効率が良いとは言えないのです。

ですから、私は屋根の葺き替え時の断熱には、天井断熱をお薦めいたします。

理由は:
    1: 部屋だけの断熱なので、熱効率(夏でも冬でも)効率が良い

    2: 屋根断熱は、冬、図からもわかるように換気口から暖気が逃げて        しまう。

    3: 後述する結露を防ぐという機能にも有利

    4: 屋根を葺き替えた後でも施工が可能。 (屋根とは別もの)

       (屋根断熱をして不十分でも追加の断熱として施工できる)

    などの理由によります。 

⇒ ⇒結露について



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